DESIGN
「ロエベ クラフト プライズ」でジョナサン・アンダーソンを直撃。
November 21, 2017 | Design, Art, Culture | casabrutus.com | photo_ Satoshi Nagare text_ Takahiro Tsuchida
クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンも来日して、「ロエベ クラフト プライズ」ファイナリストの作品が東京に出現。この賞とクラフトへの思いを、彼が語る。
19世紀半ばのスペインで、ある優れた皮革職人が率いた工房が、現在のロエベの原点である。創業家の4代目にあたるエンリケ・ロエベ・リンチは1988年にロエベ財団を設立。詩、舞踏、アートなど多様な文化を、この財団は継続してサポートしてきた。彼らが職人たちの世界にフォーカスし、ロエベ クラフト プライズを新たに創設したことは、ブランドの歴史と卓越したクラフツマンシップを考えると驚くに当たらない。第1回目の最終結果は2017年4月にマドリードで発表され、11月には東京で待望の巡回展が行われた。
このプライズの発案者で、審査委員のひとりを務めたのが、ロエベのクリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンだ。彼は以前から大のクラフト好きであり、そのセンスはロエベのコレクションや店内でも表現されている。今回、会場の〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉に並ぶ26組のファイナリストの作品をあらためて観て、彼はこう語る。
「1点1点としてはもちろん、ひとつのまとまりとしてすばらしい展示になりました。作品同士がコミュニケーションしているように見えますね。僕はもともとセラミックが好きなので、特に印象的だったのはサラ・フリンはじめ陶芸家たちの作品かな」
このプライズの発案者で、審査委員のひとりを務めたのが、ロエベのクリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンだ。彼は以前から大のクラフト好きであり、そのセンスはロエベのコレクションや店内でも表現されている。今回、会場の〈21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3〉に並ぶ26組のファイナリストの作品をあらためて観て、彼はこう語る。
「1点1点としてはもちろん、ひとつのまとまりとしてすばらしい展示になりました。作品同士がコミュニケーションしているように見えますね。僕はもともとセラミックが好きなので、特に印象的だったのはサラ・フリンはじめ陶芸家たちの作品かな」
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